低用量ピルと中・高用量ピルの違いはなにか?それぞれの合った症状とは?

経口避妊薬として利用されるピルですが、含まれる成分量によって種類が違います。

この薬には卵巣ホルモンであるエストロゲンが含まれていますが、その量が50μg(0.05㎎)未満のものを低用量ピル、それ以上のものを中・高用量ピルと言います。さらに50μgちょうどのものを中用量、それ以上のものを高用量と言います。

避妊で使われてるほとんどは低用量ピル

主に避妊薬として使われているのは低用量ピルです。

これは1日1錠ずつ毎日服用しなければいけません。

また、この薬には避妊以外にも生理諸症状を改善する効果があります。生理症状の具合は人によって異なりますが、重い方の場合、生理痛や出血がひどく仕事や普段の生活に支障をきたす方もいます。そのような場合にピルを服用すると腹痛を緩和させ、出血量も減らす効果があります。

また、生理前のイライラなどを引き起こすPMS(月経前症候群)にも有効で、体内のホルモンバランスを整える作用があります。そのため服用することにより、月経前のホルモンバランスの乱れを正常化し、それにより引き起こされるイライラを解消して、生理前になりやすいニキビなどの肌荒れを防ぐ効果があります。そしてピルには服用することにより、月経をコントロールすることができるので、生理不順も改善することができます。

通常なら低用量ピルを服用すると、これらの症状は改善されます。

低用量ピルで効き目がない場合には中・高用量ピル

しかし、それでも改善できない場合があります。そのような時に処方されるのが中・高用量ピルです。

これらは含まれるエストロゲンが多いので、低用量ピルより生理諸症状の改善に効果が高いです。しかし、高用量なので使用することにより吐き気や頭痛などの症状も出やすくなります。

アフターピルにもなるのは中用量ピル

また、中用量ピルはアフターピル(緊急避妊薬)として使われます。

これはピルを服用せずに性交渉をした場合、72時間以内に服用すると70~80%の割合で避妊効果があると言われています。服用により、たとえ受精していたとしても着床を防ぐことができるので妊娠を防げるのです。しかし72時間以上経ってしまうと避妊効果が低くなるので、使う際は早めに服用しなければならず、服用は72時間以内に1回とその12時間後にもう1回の計2回です。

症状や状況に合わせて処方

最初から、必ずしも高用量ピルの方が効き目がありそうだと選んだりせずに、このようにピルは成分量により効果が異なるので、改善したい悩みやシーンに合わせて使わなければいけません。、

性交渉前から避妊対策をしたり生理を軽くしたいなら低用量ピルを、性交渉後に避妊をしたいなら中用量ピルを、あまりにも酷い生理を改善するためには高用量ピルを処方してもらうといいです。なお、ピルを服用する場合、喫煙をしていると血液に塊が出来てしまう血栓になりやすくなるため、喫煙者は必ず禁煙を守りましょう。

コメント

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